ソラチカルートの閉鎖で、需要が高まっているANA東急カード。
ANA東急カードは「ANAマイレージ・TOKYU POINT・PASMO・クレジット・定期券」という5つの機能を備えたおすすめのカードです。
TOKYUルートを使う方には必須のカードですし、持っているだけで毎年1000マイルがもらえるお得なカードです!
年会費が2000円+税かかりますが、割引を利用することで751円+税で持てるようになりますよ(^O^)
この記事は、TOKYUルートを使う予定の方や、どんなカードなのかを知りたい方へおすすめの記事です。
今からは、TOKYUルートを使って、ガッツリANAマイルを貯めましょう!
- ANA東急カード(ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード)のスペック
- 気になるポイント還元率!貯まるポイントの種類と交換ルート
- ANA東急カードを作る前にマイ友プログラムに登録しよう!
- マイルへ交換する時、どちらのコースがお得?損益分岐は?
- 注意!ポイントの有効期限
- ANAマイルをもっと貯める使い方
- まとめ
ANA東急カード(ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード)のスペック
概要
付帯保険
- 海外旅行:1000万円まで
- 国内航空:1000万円まで
- ショッピング保障:年間100万円まで(海外での利用、国内でのリボ払い、分割払い(3回以上)のみ対象)
付帯サービス
出典:ANA公式HP
Point
持っているだけで貯まるマイル!
- 入会ボーナスマイル:1000マイル
- 継続ボーナスマイル:1000マイル
- フライトボーナスマイル:区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%
気になるポイント還元率!貯まるポイントの種類と交換ルート
ANA東急カードでは、ANAマイル、TOKYUポイント、ワールドプレゼントの3つのポイントが貯まります。
出典:ANA公式HP
ANA東急カードでは貯まるポイントが3種類もあって複雑だから、しっかり理解しておきましょう♥
ANAマイル
ANAグループ会社便や提携会社便の搭乗時、通常のフライトマイルに加え、ボーナスマイルが区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%貯まります。
また、提携ホテルへの宿泊や、ANAマイレージモールの利用、提携店での食事(グルメマイル)でもマイルを貯めることができます。
さらに、提携店でのクレジット決済ではワールドプレゼントポイントとは別にANAマイルが貯まります。
TOKYUポイント
TOKYUポイント加盟店でのショッピングでTOKYUポイントが貯まります。
TOKYUポイント加盟店
- 東急ハンズ
- 東急ホテルズ
- 出光
- ニッポンレンタカー
- ぐるなびネット予約対象店
- サカイ引越センター
など…
一覧はこちらから確認してください。
また、東急のバス、電車の乗車や定期券の購入、東急駅構内の自販機や売店のPASMO利用でもTOKYUポイントが貯まります。
定期券の購入
「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」の登録をしていると、PASMO定期券の購入で0.5%のTOKYUポイントが貯まります。
ワールドプレゼント
クレジット決済でワールドプレゼントポイントが貯まります。
PASMOへのチャージや、定期券の購入でもワールドポイントが貯まります。
また、iDの利用でも貯まります。
ポイント還元率
ワールドプレゼントポイントは1000円の利用で1ポイント貯まります。
1ポイント=5円です。
point
2020年6月からワールドプレゼントポイントのシステムが変わります。
新システムでは200円の利用につき1ポイント貯まるようになります。
1ポイント=1円です。
ANA東急カードを作る前にマイ友プログラムに登録しよう!
ここまで読んで、ANA東急カードを作ろうと思ったかたはぜひマイ友プログラムに登録してください。
登録してから、ANA東急カードを発行することで500マイルがもらえます。
私ももらいました♥
マイ友プログラムに登録していないと、この500マイルはもらえないので、必ず作る前に登録してくださいね。
紹介者の氏名と番号を入力する画面があるので、紹介者がいない方は私のものを使ってください(^.^)
ANA マイ友プログラム - マイルで旅する
そのあとは公式サイトからでもいいですが、ポイントサイトを経由して作ることでより多くのマイルを貯めることができます。
せっかく陸マイラーを始めるのであれば、ぜひポイントサイトを経由して作りましょう。
ソラチカルートの閉鎖でANA東急カードの申込が増えすぎて、ポイントサイトに案件がなくなっていましたが、現在は復活しています!
TOKYUルート必須カードなので、せっかく作るなら、ポイントサイトを経由しないのはもったいないですよね!
現在ANA東急カードを申込できるのは以下のサイトです。
マイルへ交換する時、どちらのコースがお得?損益分岐は?
ANA東急カードではワールドプレゼントポイントをマイルへ交換するときの還元率は選ぶコースによって違います。
1ポイント単位で交換ができます。
以降方法はどちらのコースも1年に1回交換する「自動移行方式」と、自分の好きなタイミングで交換する「応募方式」があります。
自動移行方式だとポイントの失効を防げるのがいいですね。
でも、10マイルコースにしている場合は注意が必要です。
交換を忘れてポイントを失効してしまうことはなくなるけど、その分手数料がかかるんですよね。
ワールドプレゼンツの有効期限が2年間だから、私のおすすめは、10マイルコースの人は2年ごとにマイルへの交換をすることです。
5マイルコースの人は自動移行方式で大丈夫!
- 5マイルコース
移行手数料無料でマイルへ交換できます。
ワールドプレゼント1ポイント=ANAマイル5マイル
還元率0.5%
- 10マイルコース
移行手数料6000円(税抜)でマイルへ交換できます。
年度ごと(4/16~翌年3/31まで)に手数料がかかります。
ワールドプレゼント1ポイント=ANAマイル10マイル
還元率1%
ボーナスポイントはどちらのコースでも1ポイント=3マイルです。
コースの選択について
どちらのコースを選ぶかで2倍も還元率が違うんですね!
どっちにすればいいんだろう。
還元率をみると、10マイルコースがいいように見えるけど、10マイルコースは手数料が6000円もかかるのがネックですよね。
結論から言うと、ANA東急カードをメインで使わない人は5マイルコースにする方がいいですよ。
逆に、ANA東急カードをメインで使っていく人は10マイルコースにする方がいいですよ。
具体的にいくらくらい使う人が10マイルコースがいいのかを見てみますね。
一般的に1マイル=2円と言われているので、それをふまえて計算します。
例えば…
年間10万円利用
獲得できるワールドプレゼントは100ポイント。
5マイルコースの場合、100ポイント=500マイル(1000円分相当)
10マイルコースの場合、100ポイント=1000マイル(2000円分相当)
この場合、10マイルコースでは2000円相当のマイルしか貯めることができません。
移行手数料を支払うと-4600円になります。
つまり、10マイルコースにすると獲得できるマイルよりも多くの手数料を払わなくてはいけなくなります。
つまり、年間10万円程度の利用なら、5マイルコースの方がいいってことですね!
そういうことです!
では、もう一つ例を挙げてみますね。
年間70万円の利用
獲得できるワールドプレゼントは700ポイント。
5マイルコースの場合、700ポイント=3500マイル(7000円相当)
10マイルコースの場合、700ポイント=7000マイル(14000円相当)
移行手数料を支払っても、7400円相当のマイルが獲得できます。
最低でも年間70万円以上利用しないと10マイルコースにするメリットはないですね…。
でも、私がおすすめする2年に1回マイルへ交換する場合は、移行手数料が年間3000円(税抜)になるから、カードの年間利用額がもう少し減っても10マイルコースにするメリットは出てきますよ。
例えば…
年間35万円の利用
獲得できるワールドプレゼントは350ポイント。
5マイルコースの場合、350ポイント=1750マイル(3500円相当)
10マイルコースの場合、350ポイント=3500マイル(7000円相当)
移行手数料を支払っても、3700円相当のマイルが獲得できます。
つまり、年間利用額が35万円程度でも2年に1回の交換なら、10マイルコースにするメリットはあるってことです。
ワールドプレゼントのボーナスポイントとは?
ワールドプレゼントのボーナスポイントというのは、前年度(2月~翌年1月末)の利用額により設定されるステージに応じてプレゼントされるポイントのことです。
ステージは「V1」、「V2」、「V3」に分かれています。
※ステージに応じたポイント付与は2021年1月で終了します。
50万円の利用で50ポイントボーナスポイントがもらえるって嬉しいですね!
50ポイントを10マイルコースで交換すると500マイルももらえるってことですか?
いいえ、さっきチラッと出てきたけど、ワールドプレゼントのボーナスポイントは還元率が違うんですよ。
ワールドプレゼントボーナスポイント1ポイント=3マイル
です。
つまり、ボーナスポイント50ポイント=150マイルとなります。
ステージV1で50万円利用の場合
5マイルコース:500ポイント+ボーナスポイント50ポイント=250マイル+150マイル=400マイル
還元率は0.5%+0.03%=0.53%
10マイルコース:500ポイント+ボーナスポイント50ポイント=500マイル+150マイル=650マイル
還元率は1%+0.03%=1.03%
年間50万円以上使うと還元率がアップするんですね!
使えば使うほどお得なカードなんです!
一番いいステージのV3だと還元率は1.09%になるんですよ!
1.09%?!年会費2000円のカードとは思えない還元率ですね!
しかも、年会費も割引システムを使えば751円(税抜)になるんです!
詳しくはこの記事を読んでください。
注意!ポイントの有効期限
各ポイントには有効期限があります。
せっかく貯めたポイントを、うっかり失効してしまわないように注意しましょう。
- ANAマイル:有効期限は3年です。利用した月から数えて36か月後の月末まで有効です。
出典:ANA公式HP
- TOKYUポイント:有効期限は最長3年です。毎年、1/1から12月末までに貯めたポイントは翌々年の12月末まで有効です。
- ワールドプレゼントポイント:各カードによりますが、ANA東急カードで獲得したポイントの有効期限は獲得月より2年間です。
ANAマイルの有効期限を最大にするには
ワールドプレゼントポイントの有効期限は2年間なので、失効する直前にマイルへ交換すれば最大5年間貯めたポイントを保有できることになります。
ワールドプレゼントポイントは2年に1度マイルへ移行すれば、ポイントの有効期限ものびますし、移行手数料の節約にもなります。
ANAマイルをもっと貯める使い方
ココイコ!
ココイコ!の対象店舗はこちらです。
ANAカードマイルプラス
ANAカードマイルプラス加盟店でANA東急カードを利用すると、クレジットカードのポイントとは別にANAマイルが貯まります。
つまり、マイルの二重取りが可能になるんです!
貯まるマイルは100円~200円(税込)につき1マイルと店舗により異なります。
ANA東急カードをお支払カードに設定しているApplePayやGooglePay、IDなどのスマホ決済などにも対応しています。
出典:ANA公式ホームページ
私がANAカードマイルプラス加盟店でよく利用しているのはエネオスです。
エネオスでは100円につき1マイルがもらえます。
我が家では月に10000円のガソリン代がかかるので、
ANAカードマイルプラス100マイル+クレジットカード利用50~100マイル(10ワールドプレゼントポイント)=150~200マイル
クレジットカードのポイントだけだと50マイル。
還元率は1.5~2%で通常の3~4倍!
これは大きいですね。
セブンイレブンやマツモトキヨシなどでもANAカードマイルプラス加盟店だから、使いやすい店舗でぜひ使ってみましょう。
ANAマイレージモール
ネットショッピングをするときにANAマイレージモールを経由すると、通常の数倍のマイルがもらえます。
店舗によってもらえるマイルはちがいます。
また、キャンペーン期間はもらえるマイルが多くなるので、ネットショッピングをするときはチェックしてみてください。
例えば楽天市場では200円につき1マイルがもらえます。
1000円分の買い物をすると、
5~10マイル(1ワールドプレゼントポイント)+5マイル(ANAマイレージモール)=10~15マイル
となり、もらえるマイルは2~3倍になります。
今はビルケンシュトックがキャンペーンをしていて、10/30までの利用分は100円につき7マイルももらえます!
ビルケンシュトックで10000円のお買いものをすると、
50~100マイル(10ワールドプレゼントポイント)+700マイル(ANAマイレージモール)=750~800マイル
となり、なんと7.5~8%の還元率になります。
ポイントアップモール
ネットショッピングをするときにもう一つ確認してほしいのは、ポイントアップモールです。
例えば楽天市場だと、ポイントが2倍になります。
1000円分の買い物をすると、2ワールドポイントが貯まります。
マイルに換算すると、10~20マイルです。
5マイルコースならANAマイレージモールと同じだけど、10マイルコースならポイントアップモールの方がお得ですね!
だから、ネットショッピングを利用する前は、ポイントサイトとこの二つのモールを比べて、どこが一番多くマイルを獲得できるのか考えた方がいいですね!
Edyマイルプラス
通常、楽天Edyの利用で200円につき1マイルが貯まります。
そして、Edyマイルプラス対象店舗でEdyで支払うと100円につき1マイルが貯まります。
Edyマイルプラス加盟店
出典:ANA公式HP
ANAマイレージクラブモバイルプラス
更に楽天Edyをよく利用する方におすすめなのが、ANAマイレージクラブモバイルプラスです。
こちらは月額300円(税別)の利用料がかかるサービスです。
Edy機能つきのカードや、おサイフケータイを利用しているメンバーは、楽天Edy200円の利用につき3マイルが貯まります。
更に、マイルをANAスカイコインに交換するときのレートが最大1.5倍になったり、特典航空券やANA SUPER VALUEなどの航空券が先行予約できるようにもなります。
まとめ
point
- ANA東急カードは年会費2000円(税別)の陸マイラーに必須のカード
- 付帯サービスはANAカードと三井住友カードのサービスを利用できてお得
- ANAマイル、TOKYUポイント、ワールドプレゼントポイントが貯まる
- クレジット利用でのマイル還元率は0.5%~1%
- 年間35万円以上利用するなら移行手数料を払っても10マイルコースを選択すべき(2年に1回のポイント移行の場合)
- TOKYUポイントは東急グループの利用でザクザク貯まる
- TOKYUポイントとワールドプレゼントポイントの二重取りや、ANAマイルとワールドプレゼントポイントの二重取りなど、使う店舗によってさらにお得にポイントが貯まる
- ワールドプレゼントポイントのボーナスポイントは0.33%の還元率でANAマイルに交換することができる
- 貯めたポイントの有効期限は最大で5年間持つことができる
- ANA東急カードを持っているだけで毎年1000マイル貯まる
- さまざまなポイントアップサービスを使うことでANAマイルを数倍貯めることができる
- ANA東急カードを作るときは必ず事前にマイ友プログラムに登録を!
読者様のお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
読者登録お願いします!