みなさんは1マイルの価値を知っていますか?
私は1マイル=1円じゃないの?と思っていました。
陸マイラーを知らないときは、マイルが楽天ポイントやTポイントと何の違いがあるのか知らずに、現金感覚で使える楽天ポイントやTポイントを貯めていました。
でも、マイルの本当の価値を知ってからは、マイルを積極的に貯めるようになりました!
マイルの本当の価値を知れば、皆さんも私と同じようにマイルを貯めたくなるはずです!
この記事はマイルが具体的にどのくらい価値があるのか知りたい方や、マイルの具体的な使い方を知りたい方に特におすすめの記事です。
長い記事になりますので、要所だけを知りたい方は目次をご覧ください!
マイルの価値
結論から言うと、マイルの価値は1マイル=1円ではありません。
マイルは1円以上の価値になります。
でも、使い方によっては1円以下になってしまうこともあります。
え?マイルの価値は変わるの?
世の中にある多くのポイントは1ポイント=1円という場合がほとんどですよね。
でもマイルは1マイル1円以上にも以下にもなります。
使い方を工夫すれば、1マイル=15円以上にもなることもあります。
15円?!どうすればそんな価値が高くなるの?
それは次の章で見て行こう!
マイルでできること、その時のマイルの価値
マイルの価値って使い方で変わることはさっき言ったよね。
それじゃあ、マイルを使って何ができるか知ってる?
うーん。。。飛行機に乗れるんだっけ?
そう!マイルがあれば特典航空券を発券してタダで飛行機に乗れるね。
他にもマイルがあればできることはたくさんあるよ♥
国内特典航空券
飛行機には限られた数だけ特典航空券専用の席が用意されています。
申込は各航空会社のウェブページからできます。
ANA
片道5000マイルから特典航空券と交換できます。
例えば…
東京から沖縄までは、レギュラーシーズンで、片道9000マイル必要です。
往復で18000マイルです。
そして、これは同じ航路を普通に購入したときの価格です。
82000円以上します。
この時のマイルの価値を計算すると、
82000円÷18000マイル=4.55…円となり、1マイル=4円以上ということがわかります。
JAL
次にJALを見ていきます。
JALの国内線特典航空券は片道6000マイルから交換できます。
例えば、
東京から沖縄までは片道7500マイル必要です。
往復だと、15000マイルになります。
そして、同じ航路を普通の航空券で購入する場合は
88000円以上になります。
この時のマイルの価値は、
88000円÷15000マイル=5.86…円となり、1マイル=5円以上ということになります。
国内線の特典航空券を利用するときは1マイル1円以上になるね!
ANAとJALとでは少し違いはあるけど、どちらのマイルでも1マイル1円以上になるんだね!
5円以上の価値になることもあるなんてすごい!
国際線特典航空券
国際線の特典航空券も、国内線と同様、決まった数の特典航空券専用の席が用意されています。
申込は各航空会社、ウェブからできます。
ANA(エコノミー)
ANAの国際線特典航空券は往復12000マイルから交換できます。
例えば、
日本⇔ハワイの場合、特典航空券を使うと、エコノミークラス、レギュラーシーズンで
往復40000マイルです。
これが、普通に航空券を買うと
180000円以上します。
この場合の1マイルの価値は、
180000÷40000=4.5円となり、1マイル=4円以上になります。
JAL(エコノミー)
JALの国際特典航空券は片道7500マイルから交換できます。
ANAと同じように、日本⇔ハワイの特典航空券をみていきます。
席はエコノミーです。
片道20000マイルなので、往復で40000マイルです。
そして、普通に航空券を買った場合は、
210000円以上。
この場合の1マイルの価値は
210000円÷40000マイル=5.25円となり、1マイル=5円以上になります。
国際線も5円以上の価値になるんだ!
でももっとすごいのはここから!
ビジネスクラスやファーストクラスに乗ると、もっとマイルの価値が高まるよ。
ANA(ビジネス)
日本⇔ハワイのビジネスクラスは特典航空券を使うと往復で65000マイルで行くことができます。
そして通常料金では80万円越え。
80万円!?とても庶民は手が出ないね。
この場合の1マイルの価値は
800000円÷65000マイル=12.30…となり、1マイル=12円以上ということになります。
JAL(ビジネス)
JALのビジネスクラスでも同じように見ていきます。
特典航空券では、
片道40000マイル、往復で80000マイル必要です。
通常料金の場合は、770000円以上します。
この場合の1マイルの価値は
770000円÷80000マイル=9.62…です。
つまり、1マイル=9円以上ということになります。
ANA(ファースト)
ファーストクラスの日本⇔ニューヨークは往復で150000マイル必要です。
そして、通常料金だと、230万円以上します。
230万円?!
飛行機に乗るのに230万円以上出す人がいるのも驚きだね!
この場合の1マイルの価値は
2300000円÷150000マイル=15.33…円となって、1マイル=15円以上の価値になります。
JAL(ファースト)
JALも同じくファーストクラスに乗る場合を見ていきます。
特典航空券を利用するときは、片道70000マイル、往復で140000マイル必要です。
JALのファーストクラスの料金は230万円以上です。
この場合の1マイルの価値は
2300000円÷140000マイル=16.48…円となり、1マイル=16円以上ということになります。
ファーストクラスになると、1マイルの価値が15円以上になるんだよ!
エコノミークラスでも1マイル1円以上は確実だったね。
マイルって、楽天ポイントやTポイントとは全然違うんだ!
提携航空会社特典航空券
マイルは提携航空会社の特典航空券にも使うことができるんだよ。
提携航空会社って?
ANAの提携航空会社はスターアライアンス加盟航空会社です。
JALはワンワールド加盟航空会社などです。
ANAやJALの航路がなくても、提携航空会社の航路があれば、ANAやJALのマイルを使って、特典航空券を使うことができます。
提携会社の特典航空券を使ったときに1マイルがどのくらいの価値になるのかを見ていくよ。
ANA
日本⇔グアムを見てみます。
ユナイテッド航空のエコノミークラスで20000マイルが必要になります。
通常料金だと、8万円以上します。
この場合の1マイルの価値は
86000円÷20000マイル=4.3円となり、1マイル=4円以上になります。
JAL
日本⇔フィンランドを見てみます。
フィンエアーのエコノミークラスで50000マイルが必要になります。
通常料金の場合、12万円以上します。
]
この場合の1マイルの価値は
1270000円÷50000マイル=2.54円となり、1マイル=2円以上ということになります。
提携会社の特典航空券も、1マイル1円以上になります!
マイルを貯めていれば、世界中に行くことがもっと簡単に叶うようになるね。
座席のアップグレード
普段からビジネスクラスを使う人ってどのくらいいるのでしょうか。
さっき見てきた航空券の通常価格をみると、庶民に手が出せるようなレベルじゃないですよね。
80万円も飛行機に乗るだけで使うなんてできない!
でもマイルを使えば、ワンランク上のグレードに座席をアップグレードすることもできるんです!
ANA
アップグレードは片道12000マイルから使うことができます。
ハワイ行の場合、エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードは20000マイルが必要です。
通常ANAではエコノミー席が満席の場合、ビジネスクラスへのアップグレードができます。
ハワイ行だと、50000円でアップグレードできます。
この場合の1マイルの価値は
50000円÷20000マイル=2.5円となり、1マイル=2円以上の価値になります。
JAL
JALはハワイ行の場合、片道15000マイルでプレミアムエコノミーにアップグレードができます。
通常JALではプレミアムエコノミーシートに空席がある場合、座席のアップグレードができます。
この時の料金はハワイ行で40000円です。
この場合の1マイルの価値は
40000円÷15000マイル=2.66…円となり、1マイル=2円以上の価値になります。
座席のアップグレードでも1マイルの価値は2円以上になる。
ここでも、1マイル1円以上になるんだね!
1ポイント=1円で使える各航空会社のポイントへ交換する
各航空会社には1ポイント=1円で使えるポイント制度があるのですが、そのポイントへマイルを交換することができます。
ポイントは、航空券を購入するときや、ツアーの代金の支払いなどに使うことができます。
たくさんのマイルを貯めていれば、飛行機もホテルもすべて含んだツアーを、マイルだけで支払うことができて、旅費が無料になります。
特典航空券が取れなかった時に、航空券を購入するのもいい使い方です。
ANA
ANAのポイントは、「ANAスカイコイン」という電子クーポンになります。
10コイン=10円単位で使えます。
マイルをスカイコインへ交換するレートは以下の表を見てください。
一番いいレートでは、1マイル=1.7スカイコインになります。
つまり、1マイルの価値は1.7円ということです。
私の場合、ANAの一般カード(ANA東急カード)を持っているので、最高で1.5倍です。
1.5倍のレートで交換するためには、40000マイル以上交換しなくてはいけません。
スカイコインを利用するときは有効期限に注意しよう。
マイルの有効期限は3年だけど、スカイコインの有効期限は1年だよ。
スカイコインに交換するのは、使う時!と覚えておきましょう。
端数が出ても使えないうちに有効期限が切れる可能性もあるので、なるべく端数は出さないように交換するのがおすすめ!
JAL
JALのポイントは「e JALポイント」と言います。
e JALポイントは1ポイント=1円単位で使うことができます。
e JALポイントは
- 5000マイル=5000ポイント
- 10000マイル=15000ポイント
から5000マイル単位で交換できます。
※2020年3月31日までは3000マイル=3000ポイントで交換ができるキャンペーンを行っています。(JALカード会員のみ)
一番いいレートは10000マイル交換することです。
そのレートで交換すると、1マイルの価値は1.5円になります。
e JALポイントの有効期限も1年間。
だけど、新たにマイルをe JALポイントへ交換すると、それまでの残高ポイントの有効期限もまた、その時点から1年間になるよ。
有効期限が更新できるのは嬉しいね。
ここでもマイルの価値は1マイル1円以上になります。
宿泊
ホテルの宿泊にもマイルを使うことができるんだよ。
高級ホテルもマイルで泊まれば実質無料!
ANA
沖縄のリッツカールトンには60000マイルで泊まれます。
- 朝食付き
- デラックスルーム(1室2名の1泊分)
楽天トラベルで同じ条件のお部屋を出してみました。
1人2万円~4万円の宿泊費なので、2人で4万円~8万円になります。
この場合の1マイルの価値は
40000円÷60000マイル=0.66…円となり、1マイル=0.6円以上
80000円÷60000マイル=1.33…円となり、1マイル=1.3円以上
なので、
1マイルの価値は0.6円~1.3円になります。
宿泊でマイルを使う場合は日程によっては1マイル1円以上にならないこともあるということ。
リッツカールトンへの宿泊はSPGアメックスカードでお得に泊まれるよ♥
おすすめの使い方
マイルは特典航空券に交換するのが一番マイルの価値を高められる使い方です。
航空券がタダになれば、あとはホテル代と現地で使う食事やお土産のお金だけで済みます。
国内旅行をするときにでも、航空券の金額は旅費の半分を占めるくらい高額です。
なので、その部分を特典航空券で補えるのはとても家計にやさしいですよね。
浮いた航空券の料金で、ホテルのグレードアップをしたり、お食事を豪華にしたり、楽しみ方が広がります。
でも、本音を言えば、航空券だけじゃなくて旅費を全部タダにしたい!
そういう方に、個人的おすすめなのはマイルをANAスカイコインやe JALポイントに交換して、ツアー全体を無料にしてしまうという方法。
例えばANAの旅作を利用します。
旅作は自分のお好みで旅行のプランを立てることができます。
長崎⇔沖縄のプランを立ててみました。
家族4人で旅行に行くと、375800円かかります!
支払画面で、このようにANAスカイコインを使うことができます。
全額、準備できなくても使えます。
この旅行でANAスカイコインは375800コイン必要なので、必要なマイルは250533マイルになります。(1マイル=1.5コインで計算した場合)
375800円の旅行が250533マイルで行けるということになります。
マイルの価値としては、1マイル1.5円だけど、お金をかけずに旅行に行くという目的だったら、こんなマイルの使い方もありだよね。
デメリットを上げるとすれば、ANAスカイコインだけで旅行に行こうとしたら、それだけたくさんのマイルを貯める必要があるということ。
こちらの記事をご覧ください。
マイルの効率的な貯め方を紹介しています。
ANAスカイコインの交換レートを上げる方法
ちなみに私はANAカードを持っていて、その場合の最高レートの1.5倍で計算しましたが、ANAのステイタスが上級の方は最高1.7倍のレートで交換できます。
その場合、221058マイルで交換できるということになります。
詳しい交換レートはこちらの表で確認できます。
ANA一般カードと上級会員の差は29475マイルです。
なるべく高い交換レートで交換したいね。
上級会員になるのは結構大変。
上級会員よりも交換レートは劣るけど、最高で1.6倍で交換することができるクレジットカードもあるよ。
それが、ANAゴールドカードやプラチナカードです。
その場合で差は15658マイルもあります。
ANAゴールドカードなら年会費も15120円~です。
カードを持つだけで1.6倍のレートで交換ができるのはいいですよね。
ANAゴールドカードのお得な作り方
いますぐANAゴールドカードを作りたいという方はこちらを参考にしてください。
公式サイトからの申込よりもマイルを4500マイル多く貯めることができます。
point
このキャンペーンは新規入会のみでなく、カードの切り替えも対象です。
★入会の前にはマイ友プログラムに登録をお忘れなく!
マイ友プログラムに登録していただくと、入会キャンペーンとは別に2000マイルがもらえます。
登録には紹介者の氏名と番号が必要です。
紹介者がいない場合は私の紹介でできます。
こちらに登録するためのリンクと私の氏名・番号を載せています。
こちらを見て、マイ友プログラムに登録してください。
★公式サイトから申し込む前にポイントサイトをチェック!
現在ANAゴールドカードを申し込むのに、一番いいサイトはハピタスとGポイントです。
・ハピタス6000ポイント
・Gポイント6000ポイント
・ポイントインカム55000ポイント(5500円相当)
・モッピー5500ポイント
・ライフメディア5000ポイント
・ポイントタウン95000ポイント(4750円相当)
ハピタスからのANAゴールドカード申し込みで、4500円相当のマイルが貯まります。
★ 貯まったポイントはTOKYUルートを使って交換!
もちろんそのポイントはマイルへ交換できるので、TOKYUルートでマイルへ交換すると、6270マイルになります。
ここまでの工程でANAゴールドカードを申し込むと、
2000マイル(マイ友プログラム)+4500マイル(ポイントサイト)+56900マイル=最大63400マイル貯まります。
まとめ
- マイルは使い方次第で価値は1円以下にも1円以上にもなる
- マイルの価値を高める使い方は特典航空券
- マイルの価値に関係なく、旅費を節約したい人はANAスカイコインやe JALポイントに交換して、ツアー代金に充てるようにすれば、タダで旅行に行ける
- ANAゴールドカードを作ればANAスカイコインの交換レートを1.6倍まで上げることができてお得
マイルの価値を理解できたら、もっとマイルを貯めたくなるね。
初心者でも少しの手間で年間10万マイルは確実に貯めることができるよ。
その方法は下の記事を見てね。
では。
読者の皆様の参考になれば嬉しいです。
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